メニエール症という難病

メニエール症という病気は、それまでめまいの原因は“脳卒中”であるといわれていた時代に、フランスの医師である、「プロスパー メニエール」という人が、めまいが内耳からおきるということを初めて提唱したんだそう。それにちなんで、内耳性めまいのある種類の病気をメニエール症と呼ぶようになったときいています。
そんなメニエール症になっている人は一体どのくらいいるのでしょうか。メニエール症というのは女性に多く発症すると言われていて、発症する年齢の多くは30歳台後半~40歳台前半あたりの人が圧倒的に多いと言われているそうです。有病率は主な個別調査では人口10万人当たりに対して15~18人くらいと言われていましたが、受診圏の限定された地域では人口10万人当たりに対して、25~38人だと高値を示しているんだそう。また、臨床統計システムの確立しているスウェーデンでは人口10万人当りに対して46人との報告があったそうです。ただ、この報告はあくまでも見つかった人だけだと思うので、実際に気づいていないだけで発症している人がたくさんいると予想している人もいるとか・・・。
今の段階ではこのメニエール症の原因は不明と言われています。メニエール症に関する研究班では、その原因追及が大きな目標として研究を行っているそうなのですが、その病気の本体は内リンパ水腫ということはわかっています。メニエール症になりやすいひとはどんな人かというと、今までの調査してきた中では、体格でいえば、健康な人と比べて肥満者の割合は少ないそう。そして性格でいえば神経質で几帳面な人が多いそうで、肉体的に精神的にも疲労を感じていたり、強いストレスを感じていて発散できずにいるとか、睡眠不足などの状態の人に起こりやすい傾向があるといわれているそうです。